青森市でこれからサロンを開業しようとしている人向けに必要な情報提供サイト青森市で成功するサロン開業支援

融資がうまい具合に下りずに、開業を断念する場合も残念ながらあります。借りられると勝手に思い込んでいたら下りなかったとか、開業資金の見積もり誤りがあったとか、段取りが悪くて時間がかかり、テナントが他に流れてしまったとかです。お金を借りるのは初めてのことですから、余裕をもって準備しましょう。

日本政策金融公庫の調査によれば、不動産を購入する場合を除くと、開業資金の平均は891万円だそうです。その内訳は、内外装費423万円、機器代金189万円、運転資金165万円、テナント賃借料95万円です。開業資金のうち約6割5分は借入でまかない、残りは自己資金もしくは親族からの借入のようです。

融資申請

個人でサロンを開業する場合に、お世話になることが多いのが日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)です。こちらは政府系の金融機関です。
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日本政策金融公庫では、個人の開業資金も積極的に扱っています。


日本政策金融公庫では、サロン開業の融資には実績が多数あるので、個人でサロンを開業する方にはお勧めです。サロン開業のポイント集も配布しています


一般的には、銀行借入に際して、内装業者からの見積書、テナント契約書、事業計画書が必要となります。また、担保や連帯保証人も必要となります。




事業計画書の作成

金融機関から融資を受けるためには「事業計画書」が必要です。事業計画書というのは、自分にお金を貸してもきちんとお金を返していけることを言葉ではなく紙で示したものです。開業資金を確保することは、経営者としての一番初めの仕事となります。事業計画書を書いたり、金融機関に説明したり交渉するのは、勤務時代には経験のないことですが、延び延びにせずに早め早めに対応しましょう。


事業計画書の作成を通じて、自分の頭を整理すると同時に、独立開業に当たりどれだけの経費がかかるのか、事業を客観的にみつめるキッカケとなります。また、作成した事業計画書を金融機関に説明するということは、経営者として重要な交渉事の第一歩となります。テナント契約を結んだ後にいざ借り入れを申し込んだら断られましたということにならないよう、テナント契約を結ぶ前から銀行に足を運んで感触を確かめておきましょう。

ここでは、日本政策金融公庫の事業計画書のひな形に沿って、書き方を説明します。




● 創業の動機欄

昔からの夢だったとか、自分の思い描くサロンのことや家族の理解があるなど積極的な動機を記載しましょう。人に仕えるのが嫌だとか人に勧められたとか消極的な創業動機はマイナスです。

● 事業経験欄

美容師としての勤務経験を記載します。勤務先と年数だけではなく、実力や実績、店長経験などアピールできることがあれば記載しましょう。技術力や店舗の運営能力は金融機関も知りたいポイントです。

● 取扱商品・サービス

具体的であるほど説得力が増します。具体的に言葉で伝えることができないことを、開業してから実行することはできません。融資を受けるためではなく、自分自身のために、サロンにどうやってお客様を集めるかをしっかり考えましょう。

● 取引先・取引条件欄

一般個人が対象となります。

● 必要な資金欄

開業の初期投資と運転資金を分けて記載します。開業資金としてはテナントに支払う保証金(敷金)、内外装費、美容機器、美容機器以外の機器が挙げられます。運転資金としては家賃、消耗品費、広告費、水道光熱費、人件費などが挙げられます。漏れがないように、慎重に見積もりましょう。

● 調達方法欄

お金を借りると返済することとなりますし、利息もかかりますから、自己資金が多いに越したことはありません。創業後の資金不足に備えて、自己資金を温存しておくのもありですが、借入が多いとその分借入の負担は大きくなります。目安としては、必要資金の1/3の自己資金は準備したいものです。自己資金がゼロというのは、開業に備えて何も準備をしてこなかったのと同じ事ですから、経営者としてはマイナスの印象です。

● 事業の見通し欄

大風呂敷を広げて借入をしても、売り上げが上がらずに結局困るのは自分自身です。事業計画自体は融資を受けるために作成するのですが、自分自身のためにも手堅く見通しを立てましょう。売り上げは固めに、経費は大目に試算するのが基本です。


創業当初と軌道に乗った後の欄を別々に記載します。一般的には軌道に乗ると、一日の回転数が増えたり、平均客単価が増えたりします。一方、お客さんが増えれば水道光熱費や消耗品も増えますし、スタッフを増やせば人件費も増えます。家賃や支払利息のような固定費は軌道に乗った後も変わりません。


・売上
 イス数×平均客単価×一日の回転数×営業日数で決まります。他にシャンプーなどの売り上げがあります。


・原価
 シャンプーなど販売品の原価を含めます。


・人件費
 スタッフに支払う給与です。


・家賃
 テナントの家賃です。駐車場代も含みます。


・支払利息
 借入金額×利率で計算できます。


・その他の経費
 水道光熱費や消耗品費、広告費が含まれます。





一番下の利益が返済の原資となります。なお、借り入れた金額は売り上げになりませんし、返済した金額は経費にはなりません。