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会計と税務の基礎知識
決算書の見方 その2
貸借対照表 固定資産

固定資産は有形、無形、投資その他に分かれて表示されています。有形固定資産は土地、建物、構築物、車両、備品などです。固定資産が少ない場合は軽装備の身軽な会社の印象がありますが、借入の担保余力が小さいため、資金調達に支障をきたすことが懸念されます。固定資産は資金を固定化するので、購入財源としては自己資金と長期借入金です。自己資金と長期借入金の合計額が固定資産を上回る場合には、長期借入で運転資金を回していることとなります。


会社法上は減価償却は必須ですが、法人税法上は減価償却は任意です。そのため繰越欠損金の期限切れがある場合には、税務上はあえて減価償却をせずに繰越欠損金を使用する場合があります。その方が税務上有利との判断によるものですが、その場合は減価償却が満額行われていないこととなるので注意が必要です。また、業歴の長い会社の場合は、既にない固定資産が計上されっぱなしなケースも往々にしてあります。


投資その他には、出資金、保険積立金、保証金など様々な勘定科目が入っています。バブルの時代にお付き合いで購入した銀行株など、時価が大幅に下落している場合があります。また出資金やゴルフ会員権についても取得原価で計上されているので、実際は大幅に価値が毀損、もしくは倒産したのに計上しっぱなしのこともあります。保険積立金は積立先の保険会社から借り入れをしているために、積立金額ほどの資産性がない場合もあります。その他、赤字を避けるために、本来費用であるものを繰延費用などの科目をつけて資産計上している場合もあります。


以上、非常に簡単ですが、貸借対照表の資産の部を見るときのポイントでした。計上されている資産が、実在するのか、価値が毀損していないのか、流動・固定のおおまかなバランスが主な着目点です。