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経営・税務の基礎知識
医業収入の分析①

○収入の一般的な分析手法


漫然と収入が減少していると把握しているだけでは、医業収入の増大は見込めません。


医業収入についてはいくつかの分析指標があります。分析は、ご自身のクリニックについて時系列で、もしくは同業者との比較数値をもってするのが有効です。ご自身のクリニック単年・単独の指標では分析の効果はあまり期待できません。


一般的に、売上は「数量×単価」で表現できます。これを医業収入に置き換えると「患者延数×診療単価」となります。従って、収入が減少した場合には、患者延数が減ったのか診療単価が下がったのか、もしくはその両方なのかを明確にすることが第一歩といえましょう。さらに、患者延数が減った場合には「外来患者実数」が減少したのか「平均通院回数」が減ったのかを明らかにしなければなりません。


総点数=外来患者延数×診療単価
   =外来患者実数×平均通院回数×診療単価
   =外来患者実数×一件当たり点数


※外来患者延数とは、年度内における毎日の外来患者数を合計した数をいいます。外来患者延数を外来患者実数で割ると平均通院回数が算出されます。


※診療単価とは、患者一人当たり一日当たり点数をいいます。総点数を外来患者延数で割ると診療単価が算出されます。


※一件あたり点数は、診療単価(患者一人当たり一日当たり点数)に平均通院回数を乗じたものをいいます。


また、外来患者延数を診療実数日で割ったものを一日あたりの外来患者数といい、これも分析指標として利用されたりします。


初診患者数は、初めて診察を受けにきた外来患者さんです。初診患者数が多いかどうかが、ご自身のクリニックの人気度となります。初診患者数、初再診患者数も重要な分析指標とされています。


年齢層別の分析も有効といわれます。患者さんの年齢層が高齢化し、若い年齢層の患者さんが少なければ、クリニックの先行き不透明感が高まります。何らかの対策を講じる必要があるでしょう。


上の内容は「Q&Aクリニックの経営改善のすすめ方」(TKC全国会)を参考としています。